商業簿記と工業簿記は同時にするのが良い?

簿記2級は、商業簿記と工業簿記の2つに分かれるが、同時にするのがいいのか?まとめて集中的にするのがいいのか?わからない。

そんな疑問に答えます。

簿記2級は、商業簿記と工業簿記に分かれていて学習をするのが大変です。



1つの資格にも関わらず、2科目の学習をしている感覚になります。

学習方法はいろいろありますが、理想的な学習方法はどんな形が良いのかを解説していきます。




目次

バランスよく学習しよう

合格するために効率的な学習方法は2つあります。




・毎日2時間を学習。商業簿記と工業簿記を1時間ずつ学習

例えば、毎日の学習時間を2時間確保したとします。

その際の学習方法は、

商業簿記 1時間

工業簿記 1時間

です。




・曜日ごとに商業簿記と工業簿記を集中的に学習

1週間の学習の曜日を

月曜日 水曜日 金曜日   商業簿記

火曜日 木曜日       工業簿記

にします。





土曜日と日曜日は1週間の復習または、予備日(学習が計画通りにいかなかった場合)にするのが良いです。




平日は、5日のため学習時間が偏るため

1週間ごとに

月曜日 水曜日 金曜日   工業簿記

火曜日 木曜日       商業簿記

に変えます。



このケースの注意点は、商業簿記と工業簿記のどちらかを2日以上はあけないようにしましょう。




なぜ開けすぎないのが良いのか?

簿記の学習は、スポーツと同じです。2日以上あけると感覚が鈍くなります。

特に、学習を始めたての頃は、工業簿記は初めての分野です。そのため、感覚を鈍らせないようにしましょう。




毎日学習?曜日ごとに学習?どちらが効果的。

商業簿記と工業簿記を毎日1時間ずつ学習するか?学曜日を決めて集中的に学習するか?



どちらの方が効率的か?ですが、どちらもおすすめです。ただ、個人の性格によってどちらの方法がやりやすいかを決めてください。



簿記2級の合格者は、上記の2つの方法のどちらかで学習しています。私自身は、曜日ごとに集中的にやる方がやりやすかったので、この方法で合格しました。




一方のみを最後まで学習するのはダメ

商業簿記か工業簿記のどちらか一方を最後まで学習して、どちらか一方を最初から学習する方法です。

このやり方は、個人的にはおすすめしません。



なぜなら、並行して学習しないと効率が悪いからです。

どちらか一方を最後まで終わらすと、復習の時に大変になります。




例えば、商業簿記を最後まで学習して、工業簿記を始めるとしましょう。

商業簿記を2ヶ月で終わらせ、工業簿記を2ヶ月すると、工業簿記の2ヶ月の学習期間に商業簿記の内容を忘れます。




商業簿記を2ヶ月集中的に学習したことが無駄です。

人間の脳は、忘れやすく出来ています。3日前に学習したことでも覚えていません。

商業簿記と工業簿記を同時に学習することにより、合格に近づくことが可能です。




まとめ

簿記2級の商業簿記と工業簿記の学習方法について解説しました。結果的には、同時に学習を進めないと合格することは出来ません。



「曜日ごとに商業簿記か工業簿記を学習する」「毎日商業簿記と工業簿記の両方を学習する」であれば、進捗度は同じです。



効率的に学習するには、両方をバランスよく勉強することが大切です。

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