Kindle本を爆速で完成させるメゾット(前編)

本記事から具体的に Kindle 本の作成について解説していきます。

前回述べたように Kindle 本の作成で行うことは、


・原稿を書く

・表紙を考える



このふたつのみです。

(細かく書くと作業の内容は増えますが、大きく書くとこの2つ)



以上の2つでKindle本は完成して、後はAmazonに申請するだけです。

申請は初回のみ面倒に感じますが、一度やってしまえば10分程度で出来ます。



今回はKindle本の完成までの流れを細分化して見ていきましょう。



目次

Kindle出版の全体像

実際やることは、以下の6つです。



・ジャンルを決める

・目次と各章を決める

・原稿執筆

・著者紹介と注意事項を書く

・誤字脱字の確認

・表紙を決める



さらに作業を分けると、最短で10日で完成出来ます。

(あくまでも例ですので、最初は気にせず慣れてきたら目標にしてください。)


では、細かいスケジュールを考えていきましょう。(カッコの中は作業日数です)


A 本全体を考える(2日)

本の全体像をイメージ

ぼんやりでもいいのでタイトルを決める

目次と各章を決める


B 本文以外を書く(1日)

「はじめに」を書く

「終わりに」を書く

「著者紹介」を書く

「注意事項」を書く

(ニ冊目以降)あなた自身のコンテンツ紹介を書く


C 本文以外を完成(1日)

Amazonで「タイトル」と「表紙」の型を参考にする

本文以外の部分を完成


D 本文を書く(4日)

本の各章を書く


E 最終確認(2日)

誤字脱字の確認

金額を決める

出版申請をする


AとBを本記事で、CからEを次回の記事で解説します。

また、出版申請はそれだけで1記事が完成しますので次の次の記事で解説します。

それでは、具体的に解説していきます。


A 本全体を考える(2日)

Kindle本を作成するにあたって、まずは本全体を考えましょう。

本のテーマやジャンル等を先に考えることにより、本の軸がぶれることなく読者に負担がかかりません。

具体的な作業は以下の通り。


・本の全体像をイメージ

・ぼんやりでもいいのでタイトルを決める

・目次と各章を決める


では、解説していきます。


本の全体像をイメージ

まずは、本の「テーマ」を考えましょう。

難しく考えずにあなた自身の、


趣味にしていること

好きなジャンル

書きたいこと


を考えます。

例えば趣味が旅行ならば、


「できるだけ費用を抑えて旅行する方法」

「初めての海外旅行の注意点」


でも構いません。

1冊目は出版の練習のつもりで書きましょう。


なぜなら、


「Kindle本の出版」

「本が売れて自信になる」


ことを覚えてほしいからです。

もし、あなた自身がツイッターで普段から発信しているテーマがあれば、そのテーマで本を書いてみましょう。


なぜなら、フォロワーさんに


「私はKindle本で〇〇のジャンルで出版しました。是非読んでみてください。」


と宣伝が出来て本を読んでもらえる可能性が高いです。



ぼんやりでもいいのでタイトルを決める

本の重要な要素の一つであるタイトルを決めます。

ただ、この時点ではぼんやりとしたタイトルで良いです。

タイトルは、後ほど表紙を決める段階で最終的に決めます。


「こんなタイトルにしたい」

「タイトルをこんなふうにしたら分かりやすいだろうな」


といったあなた自身の考えをタイトルにしましょう。

Kindle本は売れるタイトルの型がありますが、1冊目で考える必要はありません。

売れるタイトルのつけ方については、別の記事で解説します。


目次と各章を決める

本の執筆と言うと、1章から書くイメージがあります。

しかし、実際は目次と各章を決めることから始めましょう。


なぜ目次と章を先に決めるのか?

それは、本の軸をぶれないようにするためです。


目次と章を決めないと、


「途中で何を書いているのか分からない」

「軸がぶれて読者に伝わらない」


といったマイナス要素があります。

ここで質問


「目次と各章は何を書いたらいいのか?」


それは、あなた自身が読者になったつもりで


「どの順番で書いたら分かりやすいか?」


を考えましょう。

例えばダイエットなら、


1章 ダイエットの重要性

2章 ダイエットの種類

3章 それぞれのダイエットの特徴

4章 実践ダイエットの流れ


といった感じで作ると良いです。

それでも順番が分からないなら、他の人の本を参考にします。


参考にするならば、あなた自身が書くテーマですでに出版されているKindle本を読みましょう。


「他の人の本の内容を書かないほうがいいのでは?」


と思うかもしれません。

しかし、本の構成や順番は似たようなものでも大丈夫です。

これは、月数万円を稼ぐKindle作家も他の本を読みながら参考にしています。


著作権に違反しない範囲ならどんどん参考にしましょう。

以上の作業は、2日程度で出来ます。


B 本文以外を書く(1日)

一般に発売されている本を見ると、

「はじめに」や「終わりに」等、

本文以外で書いている部分があります。


Kindle本も同じく「はじめに」等を書くと良いです。

(書かなくても問題はありませんが、あったほうが読者は変な感情になりません。)


では、本文以外の部分は何か?

それは、以下の通りです。


「はじめに」を書く

「終わりに」を書く

「著者紹介」を書く

「注意事項」を書く

(ニ冊目以降)あなた自身のコンテンツ紹介を書く


本の目次と各章を書く前に「はじめに」や「終わりに」等本文以外の部分を終わらせます。

なぜなら、本文以外を先に終わらせて


「後は本文のみ」


と気持ちに余裕を持たせるためです。


「はじめに」を書く

目次の前にある「はじめに」を書きます。

ここでの書くポイントは、


1 あなたのストーリーを書く

2 悩みに共感する

3 危機感を煽る

4 希望を持たせる


それぞれ、解説していきます。

1 あなたのストーリーを書く

過去の失敗談や失敗から学んだことをストーリーで書きます


2 悩みに共感する

「あなたは〇〇で悩んでいませんか?」

「〇〇は大変です。私も〇〇で大変だと感じました。」

といった読者の悩みに共感しましょう。


3 危機感を煽る

「ここで行動しないと〇〇になる。」

「今のままでは最悪なことになる。」

といったように危機感を提示しましょう。


そうすることにより、読者が

「そうか行動しないと大変なことになるのか。」

と考えて本の続きを気になるようにさせます。


4 希望を持たせる

危機感だけでは途中で離脱されますので、


「この本を読むことにより〇〇の問題解決が出来ます。

という希望を持たせましょう。


「はじめに」の書き方が分からなければ、(先ほどと同じ方法ですが)他の人の本を参考にすると良いです。

(例:「はじめに」の構成、あなた自身のストーリーを入れるタイミング等)

こう書くと


「丸投げをするな!」


と怒られるかもしれません。

なぜ他の人の本を参考にするかと言うと、


「初心者は、すでに発売されている本を参考にして書く」


ことをするのが最速で理解できるからです。


Kindle初心者は、本の書き方を難しく感じます。

そのため、まずは他の人の「はじめに」を参考にします。


そして、2冊目以降はあなた自身のオリジナルを考えて下さい。

私もKindle本を書くときは、他の人の「はじめに」を参考にしました。


今のインフルエンサーも、初心者の頃は他の人の「はじめに」を参考にしました。

つまり、「不明点があれば他の人を参考にする」のがKindle出版です。


「終わりに」を書く

本のまとめです。

あなた自身が言いたいことをもう一度書いて、


「この本は、〇〇のメリットがある」

「本を読むことにより、読者が問題解決をして良い方向に進んだ」


と読者にとってプラスになることを伝えましょう。

こちらも、「はじめに」と同じく他の人を参考にすると良いです。


「著者紹介」を書く

あなた自身の自己紹介のページです。

書き方は自由なので、あなた自身が


「私はこのような人物です。」


ということが伝わるようにしましょう。

また、出版の本が増えてきたら


「過去の出版した本」

を宣伝します。

そうすることにより、過去の本が読まれる可能性があります。


あなた自身のコンテンツ紹介を書く

ここでは、あなたの発信しているコンテンツを紹介しましょう。

コンテンツと言っても


「ツイッター」

「インスタグラム」

「ブログ」


といったあなた自身が発信しているものを書きます。

以上が前編の解説でした。

後半は、表紙や本文の書き方等Kindle本の核となる部分について解説します。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする