簿記の試験に不合格になる人の特徴5選

試験は、合格者と不合格者がいます。

不合格になる人の特徴を調べてみると、5つのことに当てはまる人が不合格になりやすいことが判明しました。

今回は、簿記の試験に落ちる人の特徴について解説をしていきます。


※今回の記事はあくまでも不合格になりやすい人の特徴を書きます。そのため、「不合格になる特徴に当てはまらないから確実に合格する」ことはありませんのでご注意ください。


目次

初めから高得点を期待する

テキストの学習が全て終了して過去問に入る際に「これから過去問を解くが、高得点を狙おう」と考えます。

実際私も過去問を解く際は、「高得点を取らなければ、今までの学習が無駄になる」と思っていました。

しかし、本試験はテキストの学習とは違い難しいです。もちろん、初めから高得点を取れるほど甘くはありません。


しかし、ご安心ください。過去問を何度も解くことにより、本試験で高得点を取ることが出来る実力が身に付きます。

その際は、ただ単に解くのではなく「なぜそうなるのか?」を常に意識しながら解くと、本試験の問題に対応することが可能です。


試験に落ちても「次がある」と考える

簿記3級と簿記2級は、年に3回(2月、6月、11月)あります。そのため、「この試験に不合格でも、また次の機会がある」と思いがちです。


しかし、この考えが続くと「また、次がある」を永遠に繰り返してします。そうなれば、いつまでも合格は出来ません。


もし、自信がないならば次の試験はパスをしましょう。

私自身も簿記3級の合格の後(2月の試験で合格)は、直ぐに合格の自信がなかったため、6月の受験はパスをして簿記2級は11月の受験にしました。


そこで必死に勉強をして「学習期間が長かったから絶対に11月で合格するぞ」という想いで受験をしました。その結果、「一発合格」を手にしました。


理解せずに暗記に頼っている

テキストや問題を暗記することです。不合格になるのでやめましょう。

例えば、「買掛金は負債」と暗記をするよりも、「買掛金は、後に代金を支払わなければならない債務」と意味を理解することです。


理解をすることにより、応用問題にも対応が出来ます。

もし、暗記に頼った場合は、記憶力に限界があり本番の試験で「この問題の仕訳は?」となり思い出せません。


特に最近は、実務を意識した問題の作成があるため、理解をしながら解くことは重要です。

しかし、時には強引に暗記をしても良いことがあります。

例えば、「仕入の諸掛は、なぜ仕入に含めるのか?」や「仮払消費税はなぜ資産の科目?」等です。


これらは、理由は存在しますが簿記3級の学習の時点では複雑であり、強引に暗記をしたほうが次に進めます。無理に理解をしなくても良い部分です。


理解したふりをする

オンライン講座や通信講座で質問をする時があります。その際に質問をして返答された答えに対して理解が出来なかった部分があるときは少なくありません。


そんな時に、「もう一度聞いてよいのか?」「同じことを聞いて怒られないか?」と考えてしまいます。


しかし、ご安心ください。なぜなら、質問のサービスは受講者が理解をするために存在しているからです。

質問回数に制限があれば別ですが、質問の回数が無制限であれば「この部分についてさらに具体的に教えてください」と聞きましょう。


質問の仕方については後日の記事で紹介します。


明確な理由がない

簿記の資格を取るには、何らかの目的があります。例えば、「経理の仕事に就きたい」「転職に有利になりたい」「税理士になりたい」等です。

しかし、あいまいな理由で学習をしていると、モチベーションが上がりません。そのため、簿記の資格を取得する理由を明確にしましょう。


私自身は、「簿記を取得して経理を目指したい。可能であれば、その先の税理士を目指したい」という明確な理由を持って学習しました。

明確な理由があれば、高いモチベーションで学習をすることが可能です。


まとめ

今回は、試験に不合格になる人の特徴について述べました。

「特徴に当てはまるから100%不合格になる」「特徴に当てはまらないから確実に合格する」ということはありません。


しかし、上記の5つの特徴に当てはまる人は不合格の確率が上がるため、1つでも当てはまれば、やめるようにしましょう。

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