簿記の合格に必要な目安の時間はわかったが、1日の内で何時に勉強をすれば効率よく出来るのかが知りたい
そんな疑問に答えます。
大学受験は、「1日15時間やって合格した」という話も聞きます。もしかしたら、簿記の試験でも1日15時間勉強を何回かすれば合格出来るのかもしれません。
勉強時間が長いと「今日は長い時間勉強したね」と思い安心です。逆に勉強時間が短いと「あまり勉強できなかった」と思い不安になります。
1日15時間を勉強すると、10日間で150時間になるので合格するには十分の勉強時間です。(関連記事にも書きましたが、あくまでも目安であって実際に合格できるとは限りません。)
しかし、闇雲に時間だけ考えても簡単には合格は出来ません。
勉強には、効果的に力が身につく時間帯があります。今回は、効果的な勉強の時間帯を解説します。
目次
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平日は決まった時間に勉強
平日は、時間帯を深く考える必要はありません。なぜなら、学校や仕事があるため勉強できる時間帯が限られています。
勉強の時間帯は、夕食後の2時間から3時間(20時から22時または23時)です。出来れば毎日行います。毎日でないと忘れるからです。
休日は時間帯を分けて勉強
休日の勉強時間は、5時間から6時間です。ここで注意ですが、まとめて5時間から6時間ではなく、長くても1時間から2時間を3つに分けて行います。
なぜ2時間が限界なのか?
人間の集中力が、最大2時間と言われているからです。
参考記事
https://diamond.jp/articles/-/230818?page=2
記事でもありましたが、人間の脳は疲れやすいことが分かります。
そのため、1日15時間を勉強したとしても、本人は満足に思いますが実際は全く効果がありません。
2時間勉強→休憩→2時間勉強
を繰り返すことにより、効果的な勉強が出来ます。
論文でも発表されています
参考記事
http://www.asahi.com/ad/15minutes/article_02.html
2時間の繰り返しだと不安に思うかもしれませんが、実際には効果が出ているためこの方法を試してみましょう。
時間帯はどうやって分けるの?
1日を3つの時間帯に分けます。(就寝時間と食事の時間は除く)
午前・・・6時から12時
午後・・・13時から18時
夜 ・・・19時から23時
その中で最も効果的な時間帯は、
午前・・・8時から10時
午後・・・13時から15時
夜 ・・・21時から22時(または23時)
です。
合計は
2時間(午前)+2時間(午後)+1または2(夜)=5時間または6時間
の勉強が出来ます。
経験上、休日は時間帯を分けて行うのが効果的
私自身も簿記3級や簿記2級の勉強の時に、勉強の時間帯を分けました。平日は、仕事帰りに2時間程度です。
休日は、午後に2時間程度と夜に2時間程度勉強をしました。(私自身は、朝が苦手なため午前中はしませんでした)
時間帯を決めることにより、習慣的になりほぼ毎日勉強が出来ます。集中力もあり「この2時間はがんばろう」と考えた結果が効果的な勉強になりました。
まとめ
今回は、効果的になる勉強の時間帯について解説しました。簿記の勉強中は「もっと勉強をしなくては」と考えます。しかし、長時間勉強をしていても「勉強をしたつもり」になり効果はありません。
集中力が高い時に勉強をすることにより、効果的に頭に入ります。その結果合格に近づきます。