suitjktsubaunasa一覧

決算整理で出題されることが多い「現金過不足」【決算整理1】

第3問や第5問で現金過不足勘定を発見した場合は、必ず仕訳を行います。問題文に指示があるので現金過不足勘定の相手勘定は分かりやすいです。難しく感じる分野ですが、現金過不足勘定が借方と貸方のどちらにあるかを確認することにより、残りの勘定科目を当てはめていくのみですので確実に覚えましょう。

その他の債権、債務

債権や債務には、売掛金や買掛金の他に様々存在します。日常生活で聞いたこともある勘定科目もあるため、比較的頭に残りやすいでしょう。暗記するのではなく、一つ一つの勘定科目の意味を理解して、仕訳を何度も学習すると覚えられます。

金額が決まっていない時に使う仮払金と仮受金

取引は発生したが金額が決定していない場合は、仮勘定として仮払金勘定と仮受金勘定を使用します。仮払金勘定は、出張の旅費で社員にあらかじめ仮の金額を渡します。仮受金勘定は、現金が振り込まれたが、内容が不明の時に使用します。いずれの勘定も金額が決定した場合は、仕訳をして取り消します。

期中取引はわかりやすい固定資産

簿記3級の固定資産は、備品や土地等日常生活でも耳にします。決算整理は、複雑な仕訳がありますが、期中取引は単純なものが多く仕訳も簡単に頭に入ります。付随費用と売却時の仕訳が若干難しいですが、何度も復習をして記憶に残しましょう。

商品売買で使うことが多い「手形」

商品の売買取引が多ければ、その都度代金を支払うことは面倒です。その時に代金の代わりに出す紙切れが手形。仕訳は比較的優しく「手形」の文字があれば「受取手形」「支払手形」の勘定を書きます。しかし、「当店振出の手形を受け取った」時には例外ですが、仕組みがわかれば難しくありません。

試験に多く出題「現金」「預金」

試験では必ずといっていいほど出題されるのが、「現金」と「預金」です。預金は普通、当座、定期の3種類がありますが、当座預金を中心に学習しましょう。特に小切手の振出(自社か他社か)は注意ですので、問題文を丁寧に読むことが重要です。