簿記3級一覧

2019年度から試験範囲に追加。「税金」と「純資産に関する勘定科目」

簿記3級は、2019年度より改訂が行われました。個人商店から株式会社に範囲が変更になったことにより、法人税や事業税等の仕訳も必要です。純資産も個人商店の場合は、資本金のみの処理でした。株式会社になり、剰余金等の処理も必要のため、この記事では新しい範囲について、説明します。

決算整理で出題されることが多い「現金過不足」【決算整理1】

第3問や第5問で現金過不足勘定を発見した場合は、必ず仕訳を行います。問題文に指示があるので現金過不足勘定の相手勘定は分かりやすいです。難しく感じる分野ですが、現金過不足勘定が借方と貸方のどちらにあるかを確認することにより、残りの勘定科目を当てはめていくのみですので確実に覚えましょう。

その他の債権、債務

債権や債務には、売掛金や買掛金の他に様々存在します。日常生活で聞いたこともある勘定科目もあるため、比較的頭に残りやすいでしょう。暗記するのではなく、一つ一つの勘定科目の意味を理解して、仕訳を何度も学習すると覚えられます。

金額が決まっていない時に使う仮払金と仮受金

取引は発生したが金額が決定していない場合は、仮勘定として仮払金勘定と仮受金勘定を使用します。仮払金勘定は、出張の旅費で社員にあらかじめ仮の金額を渡します。仮受金勘定は、現金が振り込まれたが、内容が不明の時に使用します。いずれの勘定も金額が決定した場合は、仕訳をして取り消します。