【簿記の試験日が近づく】試験直前の1か月の勉強方法は3つ

試験1か月前になると、精神的にも肉体的も疲れがピークになる時期ですね。


「簿記3級をとりたい、でも試験が出来るか不安」

その気持ちは受験生の誰もが持っています。


不安な気持ちを0にすることは、難しいですが試験直前の勉強により不安を0に近づけることは出来ます。


今回は、試験直前の1か月の勉強方法についてお伝えします。



目次

①試験日までの1か月は、過去問や予想問題集を解く



過去問や予想問題集を解くことが重要です。



なぜなら、試験と同じ量の問題を解くことにより、出題傾向がわかり、本番の試験にも対応が出来ます。



過去問は次に受験する回の過去5回程度前から約5回分(例えば次が第150回の試験ならば、143から149回)の過去問を解きましょう。



古すぎる過去問は、データが古すぎて(特に2019年度の主題範囲の改訂がある等)問題に対応が出来ないため、最新の過去問を解くのがベストです。



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試験は、全5問から構成されています。しかし、答案用紙はとても大きく回答欄も多数です。あらかじめ、何度も見て答案用紙の大きさに慣れましょう。



特に第3問と第5問の答案用紙は、勘定科目や金額の多さに圧倒され、見るだけで諦めてしまいそうなものです。出題傾向が高い試算表や財務諸表等に目が慣れてしまえば、問題をスムーズに解くことが出来て高得点が期待できます。



予想問題集は、個人的にはあったほうが良いと考えています。なぜなら、本の作成者が過去問を分析して、次の試験の出題を予想しているからです。予想のため、外れることもありますが、様々な問題に対応するため、予想問題の内容の力も身に付けましょう。もしかしたら、出題されるかもしれないです。



②試験までにやるべきことの優先順位を決める



試験1か月前の1日前(具体的には試験日の32日前)には、試験までにやるべきことをリストにしましょう。それを利用して、試験直前の1か月の勉強内容を決めます。



勉強内容の中から重要度の高いもの(苦手分野や配点の高い問題)は、「〇印」を書き重要度の低いもの(得意分野や配点が低いもの)は「×印」を書きましょう。



リストを利用して、「〇印は優先順位が高いから1週間のうち5日間勉強し、×印は優先順位が低いから1週間のうち2日間勉強する」といった計画を立てます。(個人差はあるため、〇印と×印の割合は人により異なります)



試験日までにやるべきことをリストにすることは重要です。なぜならば、計画を立てずに問題集をただ単に解くだけでは、作業をしているだけの感覚になり、頭に入りません。



それどころか、計画がなければ試験直前にやることがなくなって、「今日は何をするのかわからない」ということにもなります。



1日を大切にするために、やるべきことをリストにまとめ時間をうまく使いましょう。



試験は70点で合格です。そのためには、苦手分野をなくしましょう。例えば第3問の試算表等や第5問の財務諸表等が苦手であれば合格への道は遠くなります。特にこの2問は配点が高いため、8割程度正解することが重要です。



③試験日の3日前までに復習を全て終了し、残りの2日はもう一度確認をしたい問題を解く



「本試験の前日と前々日にこの分野だけは最後に確認をしておきたい」という問題をピックアップしておきましょう。



勉強は、何時間やっても必ず不安な気持ちになります。



「財務諸表の問題をもう一度解いておきたい」

「固定資産の売却が苦手だから最後に確認をしたい」



直前にあまり得意ではない分野を集中して勉強することにより、ある程度納得して本番を迎えることは出来ます。



まとめ

受験は何度受けても緊張はします。しかし、試験は受験生全員が同じ条件です。テキストの知識を100%頭に入れて臨むのは不可能ですが、基礎を固めておけば難しい問題も簡単に見えます。「自分の勉強法は間違えではなかった」と強く自信を持ちましょう。気持ちだけでも、「自分は勉強したから必ず合格する」と考えておけば良い結果が生まれます。

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