【簿記3級の合格に近づく】簿記3級を独学で合格するための勉強方法

簿記の試験に一発合格の可能性を高めたいならば、資格の学校を選びますね。しかし、様々な事情により独学の道を考えなければなりません。



この記事は、

・お金がないから簿記3級は独学で勉強して合格したい

・資格の学校が近くにないから、独学を選択しなければならない

・実際に独学を始めたいが、具体的にどんな計画を立てたらよいかわからない

・書店で簿記の本が多く売られているのでどれを買ったらよいかわからない

・過去問はいつから何回解くのが効果的かわからない

と悩んでいる方の悩みを解決できる記事になっています。

独学も合格にための一つの選択肢だと考えています。



なぜなら、これからご紹介する方法を実践したことにより、私自身が簿記3級の一発合格をしたからです。



記事の内容は、簿記3級の独学の学習計画を紹介や具体的な学習方法を解説します。



この記事を読み終えることで、独学で簿記3級の試験に合格する方法を身に付けた状態となります。


目次

独学学習の全体像



簿記の独学は、資格の学校と流れは同じです。唯一違う点は自分でスケジュール決めて自分のペースで出来ます。しかし、わからない論点が出てきたら、自分で調べて解決をしなければならず時間のロスです。

独学をするための準備



独学で学習するためには、以下の4点が必要です



1テキスト

2過去問題集

3学習計画

4計算機



このうち4の計算機は、10桁以上の表示ができるものであれば、問題はないです。自宅にある計算機し使用します。



独学で学習する時の注意点



資格の学校は、受験生が効果的に勉強するための講義計画や使用するテキストをあらかじめ決めています。そのため、受講生は学校に従って勉強していくだけになります。



しかし、独学は学習計画やテキスト探しを自分で行わなければいけません。そのため、スタート時点から独学の難しさを感じます。



学習計画



例えば、「3ケ月の勉強で合格する」と考えるならば、その3ケ月の間に「1ヶ月目はテキスト全体を読んで、小問は確実に理解する」等個人に合った学習計画を作成します。



なぜ学習計画を立てること必要か



計画を立てることにより、「この日までに〇〇の分野を理解する」という小さな目標ができます。その目標を一つずつ消化することにより、「〇〇の分野を理解した」という自信につながるからです。



明確な学習計画と目標を明らかにすることにより、達成感を得ることが出来ます。



学習計画の立て方の具体例



学習計画を立てる際に注意することは、勉強のペースを考えることです。



1 短期間で集中的に勉強する

2 長期間で自分のペースで勉強する



個人の勉強のペースに合わせた計画を立てないと、理解が不十分なまま試験に臨むことになります。



短期集中型



計画を立てることが苦手

長期間の勉強は、確実に途中で諦める

短期間で覚えるのが得意




であれば、短期集中型の勉強方法がおすすめです。



この場合の計画は、「簡単な問題は1回解けば十分」「難しい問題は3回解く」といったことを決め、「その復習はこのあたりでやろう」といっただいたいの期間のみを決めます。



基本的には、苦手論点を集中してやるのがこの短期集中型です。

長期型



3か月以上の期間をかけてゆっくりと勉強したい人は、長期型です。



この場合の学習計画は、月ごと(可能であれば、週ごとや日ごともする)に学習計画表を作成します。



例えば、

 1か月目2ヶ月目3か月目4か月目
1週目現金預金固定資産決算整理過去問1回目
2週目商品売買純資産決算整理過去問2回目
3週目その他の債権債務・手形電子記録債権全体の復習苦手論点の復習
4週目伝票・補助簿税金全体の復習最終確認

のようにします。



独学は本を買うのも個人の判断が必要



本屋に行くと簿記の本のコーナーには、多くの種類の簿記関連の本が並んでいます。一冊ずつ見ていると多くの時間をロスするため、独学に使用する時に世間からの評価の高いテキストを使用しましょう。



試験対策のおすすめのテキスト


スッキリわかる日商簿記3級 第10版 [ 滝澤 ななみ ]価格:1,100円


キャラクターが描かれているため固くないテキストです。

テキストによっては、文字ばかりでは読みにくいですが、このテキストは読みやすさも重視しています。



過去問については、 簿記3級の勉強のためのおすすめの本は?一発合格のために必要な一冊 の記事をご覧ください



テキストの読み方



一つの章は、1日3回は読みましょう。そうすることにより、3日程度同じ文章を読むとある程度は頭に入ります。



簿記用語等初めての言葉や重要な文章は色のラインを引きましょう。それにより、テキストを見た時に一番に目に入ります。



何度見ても覚えられない場合は、イラストを描く方法です。資本金等イラストに描けないものもありますが、描くことが可能であればイラストで覚えましょう。



過去問や予想問題の解き方



簿記の勉強が全て終わったら、総合問題に入ります。方法は、高校受験のように過去問を解くのがベストです。余裕があれば予想問題集も解きましょう。



予想問題は、過去の統計に基づいて次に出題されると予想される問題集を作成しています。そのため、予想問題集と似た問題が出題されることもあり、個人的にはおすすめです。



慣れるまでは問題集を2時間で計って解く必要はない



制限時間内に問題を解くことは重要です。しかし、初めて本試験と同じ問題を解くと2時間以内で解けないことがあります。



「制限時間内を設けて、出来なかった部分は残す」といったやり方だと、出来なかった部分の練習が不足になり力がつきません。



解き方を試す



第3問や第5問は、問題文が多いです。そのため、解き方によって解答時間に差が出ます。



例えば、最初は「T勘定を使って解く」次は「仕訳を書いて集計する」といった方法を変えて、「どれくらいの時間がかかったか?」や「こうすればもっと効率的に解ける」といった工夫が生まれます。



記録を付ける




「解答時間」「ミスの内容」「点数」の3点について記録をします。そうすることにより、「解答時間の短縮」「ミスの減少」「点数の増加」が自分でわかり、成長が一目でわかります。



まとめ



簿記3級の試験は、独学でも合格は出来ます。しかし、計画的に勉強しないと合格の道は遠くなります。テキストや過去問をしっかりと勉強することにより、本試験に対応できる力はつきます。


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