簿記の全体像とは?

この記事の目的

まずは、簿記の全体像を知る(現段階は詳しく知らなくてもよい)

流れが理解できることにより、「何をすべきか?」がわかる



簿記の学習において、全体像を知ることは重要です。なぜなら、全体像を把握することは、「次になにをすべきか?」が分かり、勉強がスムーズに進みます。



地図に例えると、A地点からB地点までの全体像を把握して、「〇〇から△△は徒歩で」「△△から□□までは車で」等を考えるとゴールに行けますよね。



簿記も同じで、全体像を把握して、「この時点はこの仕訳をする」を考え、決算書類というゴールにたどり着きます。



学習に慣れると、省略や簡略化をして勉強をすることも出来ます。試験は時間と勝負のため、簿記全体の処理を一から丁寧に行うと、時間が足りません。



初心者はまず、この全体像を理解して、丁寧に行いましょう。問題を解いて慣れてくると「この部分はこうすれば時間短縮になる」と工夫を考えます。

目次

開始手続き

簿記の会計期間は主に4月1日から3月31日です。期首と呼ばれる4月1日には、前期繰越記入と再振替仕訳を行います。(詳しい方法についてはこちらの記事で解説しています)



期中手続き



期中仕訳を行います。簡単にいえば、企業の活動の仕訳をすることです。(仕訳については、確実にマスターしよう。仕訳が出来ると試験の合格が近づくの記事を参照)




商品10,000を仕入れた

水道光熱費5,000を支払った



このような行動が企業の活動です。その後に仕訳をします。

決算手続き



期末(4月1日から3月31日の場合)の3月31日に行う手続きです。試験でも配点が高く合格に繋がるため、確実に理解をしましょう。

決算手続きの流れ



決算手続きで何を行うのか。その流れを紹介します。



合計試算表の作成

決算整理仕訳

決算振替仕訳

帳簿の締切

繰越試算表の作成

貸借対照表と損益計算書の作成



現時点では「こういう流れか」ということだけを覚えておいて下さい。勉強を進めるにつれて、自然と流れが理解出来るようになります。

まとめ

今回は簿記の全体像について確認をしました。初めて見ると「難しそう」と思いますが、(実際に私が勉強を始めたときも「難しそうだな」と感じました。)しかし、一つ一つを理解しながら学習することにより、確実に頭に入ります。

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