「貯金をしたい、でも節約は限界」
「お金を増やす方法を知りたい」
お金を増やすのはとても難しいです。
「はじめての人のための3000円投資生活」(横山光昭著、アスコム)では、1ヶ月に3,000円を投資するだけで、貯金や節約以上のお金が貯まると書いています。
「投資は難しい」
「投資で破産は怖い」
マイナスのイメージがありますが、この本の通りに実践をするとお金が増えるのは確実です。(ただし、FXやギャンブルのようなすぐには貯まらない)
本の要点を感想と共に書いていきたいと思います。
あなたは人生で、やりたいことがありますか?
横山光昭(2016年)はじめての人のための3000円投資生活(P10)
本文の冒頭は、「グサッ!」と刺さる質問から始まりました。
お金が足りなくて困っていると
「もっと働かないと」
「遊びに行けない」
「もっと貯金をしなければ・・・」
と、悩んでしまいますよね。
そんな時は
「投資信託で、月3000円を証券会社に預けると、徐々にお金を増やすことが出来る」
投資信託を直ぐに始めましょう。
「なんだ、ひと月3,000円でいいのか。それぐらいだったら何とかなる。」
と思いますよね。
でも、
「投資信託は、難しそう」
「損をしたら嫌だ」
そう考えるのは当然です。
しかし、本書を読むことで、投資信託にひと月3,000円を預けることは、楽しいし生活費の中からでも簡単に預けることが出来ることを知りました。
参考になった箇所を引用しながら、ご紹介していきたいと思います。
目次
Table of Contents
実は簡単?3000円投資とは?
ところでみなさんは、「投資」という言葉を聞いたとき、どのようなことを連想しますか?
「たくさんの元手がないと無理」
「素人には難しい」
「しょっちゅう株価をチェックしたり、売買したり、いろいろと手間がかかる」
「もうかるのはごく一部の人だけで、ほとんどの人は損をする」
こうしたネガティブなイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。
横山光昭(2016年)はじめての人のための3000円投資生活(P16)
私は、投資という言葉を聞くとまずFXを思い浮かべます。
FXは用語を覚えるのが多く、複雑です。
また、最悪の場合は「自己破産」をしなければならない状態になります。
そのため、「投資」という言葉は、悪いイメージしかありません。
「どれだけ勉強をしても最終的には損をするだけ」そんな考えでした。
「必要以上に情報を集めたり悩んだりせず、まずはやってみる」
横山光昭(2016年)はじめての人のための3000円投資生活(P37)
「やってみて損をしたらどうしよう」
まずは、こんな気持ちになります。
しかし、株式投資やFXと比べてリスクが低いため安心しました。
投資信託の最低限の知識は、もちろん必要です。
「投資信託の仕組み」
「買っていい商品と買ってはいけない商品」
「投資信託のリスク」
私自身も勉強をしました。
しかし、それ以上の知識を得るための勉強はしていません。
なぜなら、投資信託の商品を買う選択肢が多すぎると、商品を買うまでも時間が無駄になるからです。
本のおすすめに従って商品を買った結果、時間をかけずに投資信託を買うことが出来ました。
面倒くさがりな人、忙しい人、投資をしたことがない人、判断力がない人、損をするのが怖い人。
そんな人ほど、ローリスク・ローリターンで手間がかからない3000円投資生活に向いている。
横山光昭(2016年)はじめての人のための3000円投資生活(P47)
1つでも当てはまったら、投資信託をやるべきだと思います。
私は、5つ全てに当てはまったので、3000円投資を始める準備をしました。
面倒で時間がかかる作業?口座開設から投資信託は始まる
実は、3000円投資において、最も面倒なのは、口座開設の手続きだといえるかもしれません。
逆に、ここさえ乗り切ってしまえば、あとは比較的簡単に感じられるはずです。
横山光昭(2016年)はじめての人のための3000円投資生活(P49)
投資信託の作業の中で一番時間がかかりました。
しかし、本の通りに行えば、間違えなく投資信託のスタートが出来ます。
しかし、3000円投資生活なら、選ぶものは決まっています。
それはズバリ、「バランス型の投資信託」です。
横山光昭(2016年)はじめての人のための3000円投資生活(P59)
本の中に答えが書いていて、悩むことなくその商品を選びました。
投資信託は、2000以上の商品があり一つ一つ特徴を見ていくのは不可能です。
もし、この本を読んでいなければ、商品の特徴を調べていたかと考えると大変だと感じます。
投資信託以外はNG?他のおすすめの方法
「手数料をできるだけ安くおさえたい」
「もう一歩踏み込んだ投資をしたい」
と考えているなら、ぜひ「インデックスファンド」を買ってみてください。
横山光昭(2016年)はじめての人のための3000円投資生活(P66)
私は、投資信託を始めてから約2年ですがそろそろ違う投資にも挑戦しようと思いました。
投資信託と同じく、「ローリスクローリターン」のものです。
手数料が安いのは助かりますね。
本書には、おすすめのインデックスファンドが書いていますので、安心して買うことが出来ます。
バランス型投資信託やインデックスファンドにも「欠点」はあるが、一番合理的な投資方法であることは間違いない。
横山光昭(2016年)はじめての人のための3000円投資生活(P85)
投資である以上欠点が存在するのは仕方がないことですね。
私自身も、投資信託の損益がマイナスになった時期がありました。
「投資信託も危険かな?」とその時は思いましたが、3ヶ月から4ヶ月程度でそのマイナスは消えます。
世界情勢によってマイナスがなくなる期間は違いますが、諦めずに投資を続けるとプラスになる時期が来るのだなと感じました。
損益がマイナスになっても、FXとは違い直ぐに破産をすることはないので安心です。
周りに影響をされずに自分が正しいと思うことが大切
それぞれの投資の仕方を見てわかったのは、「価格の上がり下がりに一喜一憂してはいけない」ということです。
横山光昭(2016年)はじめての人のための3000円投資生活(P137)
先ほども書きましたが、私も損益がマイナスになった経験はあります。
「どれだけ下がるのか?」
という不安だらけでした。
一時的な変動に悩まされないのが一番です。
価格を見ることは大切ですが、無駄な考えはしないでおきましょう。
「投資を始めよう」と思い立ち、証券会社や銀行から投資に関する資料を取り寄せたり、証券口座を開いたりすると、必ず「おすすめ商品」を紹介されます。
ネット証券会社が、サイトのトップページなどで大きく宣伝している商品も、ほとんどはその会社の「おすすめ」であるといえるでしょう。
(中略)
しかし、そうした商品には、絶対に手を出さないでください。
横山光昭(2016年)はじめての人のための3000円投資生活(P187)
初心者に多いミスです。
私自身も銀行に行って投資信託のパンフレットをもらってきました。
知識がなければ、銀行のおすすめを買わされるだけなので、手を出さなくて良かったと考えています。
銀行に人に勧められるのではなく、本に書いている通りに従うと良いです。
もし、本書を見ていなければ、銀行のおすすめ商品を買っていたと思います。
途中まではどんなに順調に利益を得ていても、一度の失敗ですべてを失ってしまうのが、株やFXです。
横山光昭(2016年)はじめての人のための3000円投資生活(P213)
「株やFXで儲けたい」
確かにこの気持ちは分かります。
しかし、最悪の場合は「破産」もあるのでおすすめは出来ません。
株やFXの知識は、ネットでも調べられます。しかし、知識があっても儲かるような簡単なものではありません。
まとめ
投資信託の始め方やおすすめの商品等の情報があり、初心者に向けてはやさしい本です。
「証券会社に登録するだけでも怖そう」
「投資信託を始めるのは不安」そんな気持ちはなくなりました。
投資信託に興味を持ち始めたら、ぜひ読んでほしい一冊です。
「損をしたくない」
「破産が怖い」
私はこのようはイメージがありました。
しかし、実際に始めてみると「半月で500円上がってる」と小さな喜びを得ることが出来ます。
投資に対する考えが変わることに気づかされます。
この気づきがないまま、「投資信託をしない」選択肢は、もったいないです。
本書を参考にすれば、一年間で利益が出ます。
私は、今後はインデックスファンドにも挑戦をしようと考えています。
私は以下のリンクから購入しました。
上記の本でも問題はありませんが、最新の本が欲しい場合は、以下のリンクからどうぞ